「黄色潜水艦」遊びジャーナル(仮元祖1)

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唐突ですが、巨人が弱くなったことへの時代考証

はじめに、私は物心ついて以来の巨人ファンであった。
それは、TVの野球中継が巨人戦しかなかった原因による。

幕内全員を映す相撲では、必ずしも横綱大関や人気力士のファンではなかった。

むかし、某頭痛薬の宣伝で、やたらにうるさい、頭痛には応えるものがあった。
が、薬局ではその名前を言う、の効果と巨人ひいきは同列であろう。

で、
いつから巨人は落ち目になったか、
たぶん、長島・王が引退したころからであろう。
ドラフト制度が拍車をかけ、
江川のズル入団や桑田の「工作」入団がまたまた拍車をかけ、
てことで、つまりは巨人は、
出来合いの選手につねに涎をたらすのみで、
選手育成と純粋チームワーク形成を怠りつづけた、
たぶんこれが全てである。

して、この巨人没落と、
政治経済の二世三世による日本没落への道は照応している。

ただ、野球においては、
他球団の台頭と、
野茂効果によるメジャー人気と、
サッカー人気による危機感と、
などなどがあることによって、
巨人に替わる「理念」があり得るのに比して、

政治経済にはまだソレがないばかりか、
レベルはどんどん低くなっているにもかかわらず、
自民党(=巨人であったはずの)ファンはいっこうに減らない。

と、なると、
自民党はすでに巨人ではなく、
いつのまにか、他球団・メジャー・サッカーほかに便乗しつつ、
政治経済自体が「もうひとつの巨人式」となって、
巨人を棄てつつしかしやはり「別巨人」となっている・・

だから「ニッポンチンボツ」は近いでせう。


となれば、
現実の巨人が栄光を復活するためには、
不公平で成り立っていた過去の栄光をゼロに戻して、
人材判別・育成と純粋チームワーク形成という、
マネジメントの原点から開始することであると言える・・。

巨人大鵬卵焼き、という時代があったが、

さて、
卵焼きは料理の始めでありつつ終りでもある妙らしい。