「黄色潜水艦」遊びジャーナル(仮元祖1)

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「ホテル」という歌があった。

もう、何年前になるか、
私が「Lホテル」を利用していた頃、
この「ホテル」という歌はなかった。

作詞・なかにし礼、歌・島津ゆたかのこの歌は、
たいして流行っていないはずだから、
なんで私が歌えるのか、我ながら疑問である。

内容的には、「影の女の浮気ソング」であるが、
いくつかけっこう「笑う」フレーズがあって、
例えば、
「手紙を書いたら叱られる」
「電話をかけてもいけない」
「私の家の電話番号が男名前で書いてある」
「一度でいいから、あなたと街を歩いてみたい、、
あなたの肌に爪をたてたい、、」

これ、作詞者本人の経験に基づくのかどーかは知らないが、
私にしてからが、思わず笑う内容で、
しかし、たぶん歌謡番組で数回流れていて、
勝手に覚えた、ということは、
内容はともかく、それはそれなりに、
「フリン」の普遍化のはじまりだったからかもしれない。

私が「Lホテル」を利用していた頃、
美川憲一の「朝」はすでに出ていた。
作詞者は知らないが、また、
「お金をちょうだい」とともに、
ほとんど流行らなかった歌であるが、
「朝が来たのね、さよならね、
夕べあんなに燃えながら、今朝は知らないふりをしーーて」
などなど、すべからく、
これらは日常と非日常との、夢と現実との、
というとカッコよすぎるので、
現実と空想・妄想との「ギャグソング」であると、
これが私の、「無意識に覚えた」理由かもしれない。

ところで、私は「Lホテル」は好みではないので、
これまたギャグの見聞にすぎなかったが、
そういえば、、
子孫のためを除いた「性」それ自体がすでにギャグでしかないのかもしれない。
だから、
ホテルや旅館が「旅」の象徴だとしたら、
もともとは「宿」とは「住居」のことでもあるから、
こりゃー、ばせをの「漂泊」がこそ魅力ともなるわけだった。

ホテル(旅館)と駅弁と、
思い出とは、なぜかこれらとともにある。