「黄色潜水艦」遊びジャーナル(仮元祖1)

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「農業」というもの-「天産自給」と「経済効率」(1)

たとえばトマトときゅうりとピーマンを、
育ててみると、
ほとんど毎日水をやんなければなんない、
多少の肥料もやる、虫塞ぎ風通しのために葉っぱを切る、
倒れないように支柱をたてる、網を張る、
日が当たり過ぎないように適度の遮光をする、
枝を一本、ないし少なくする、、
などなどやっている間に必ず蚊に2-3箇所は刺される、、、

とゆーことで、
暇つぶしに買ってきたところの、
トマト二本、きゅうりとピーマン各一本、
それぞれ一本あたり、金七十円也の苗から、
きゅうりは既に四本取れて、
トマトはただ今11個程度の実ができて、
熟すのを待つ状態で、
ピーマンはやたら成長がのんびりで、
花は六つ咲いて、ただ今小さな実が二つ、、

合計二百八十円+消費税=294円の原価だから、
おおむね元は取れそうだが、
わがケアの労賃を換算すると、やっぱり赤字だなーと、
まぁ趣味と遊びだからやってられるけども、
要は、
今の時代に「天産自給」すなわち、
なーんにもせん人でタネ蒔いてほっとく最低限の方法は、
収穫を期待するには、これ、きわめて難しく、
どうしても「養殖=culture」の管理が必要のようである。

以前には、
わりとほっといてそこそこ成功したのが、
サトイモとジャガイモと枝豆であった。
きんかんは去年、めちゃくちゃ実った。
これが一番手がかからない。
きんかん酒にして、
取りきれないのを残しておいたら、
ヒヨドリが、けっこう食べに来ていた。

梅もまた、さほど手はかからない。
ちっちゃな鉢で、白と紅をセットで買ったものが、
白が翌年からけっこう実をつけて、
梅酒にしつつ、それでもどんどん成長するので、
庭に植え替えたらば、
本体成長中で、今年は実が不作。

びわは、食べたあとのタネが根を出していて、
それを埋めて育て、五年たった昨年から実をつけたが、
虫にやられるので袋かけをして、
昨年、今年とも15、6個はおいしく食べられた。
、、、、、、

などなど、
何を言わんとしているのか、
すなわち、野生を野生として放置しつつ、
「天産」に任せて「自給」するためには、
当然に、「一所定住」は障害となり、
ついで、「天産」獲得をめぐる争いが必然となる、
要するに、
生きるためには「殺生」が原点であるとしたら、、、?