「黄色潜水艦」遊びジャーナル(仮元祖1)

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最高裁の格差合憲判断者は給料とも五人で一人にすべし-野暮を粋に転化するの術(2)

東京都議会議員の選挙があって、投票率が低い割りには、
民主党が伸びた、ようにもみえるが、
他の野党の分が六議席くらい減ったことと、
自民党がそもそも前回増えすぎだったその分五議席程度をとって、
して公明党が二議席増えているから、
まず35のうち6を引いて29、
さらに2を引いて27程度が今回の「実力」ではあーりませんか。

ま、今の私に関係のない「地方選挙」のことだが、
東京が国政の縮図という意味からは関係があるので、
さらに、地方議会の「中央連携党派主義」の、そのトップとして、
あいかわらずの中央集権的ピラミッド構造、
そして、「公務員の民間再就職」(天下りなんて語は死語にせー)構造、
してまた元官僚はじめ「中央履歴」の肩書きや影が消えない地方知事、
などなどしぶとい「日本構造」で、、、
政策がどーこーよりも何より、どうも国政と同様の「一票の格差」が目に付いた。

一番少ない島部は、24,351の有権者で定員1。
つまり、24,351人につき議員一人ということであるから、
その前提で計算すると、

江戸川区は101,892人で議員一人計算だから、
江戸川区民はほぼ四人がセットで一人扱い。
西多摩もほぼ同様、
一番が北多摩の117,682人で議員一人計算になって、
ほぼ五人セットで一人扱いに近づいている。

別の視点からみると、
タマタマ、私がかつて居た杉並と八王子が、
有権者数一万人の差で、杉並が一人定員が多い、
この事実は、
一万人で議員一人扱いとも言える。

いずれにせよ、
ほぼ国政と同様で、
先の参院選挙につき最高裁は9-6で「一票格差五倍は憲法違反ではない」と判決したが、
ただし、次回まで放置すればの条件付き合憲が4だったので、
実質は10-5で違憲判決でしかない。
それにしても長官はじめ、まだ「しぶとい5人」が詭弁に終始しており、
これ、「五人セットから二人セットで一人前」
(過去の言葉で言えば「伍す」やら「結婚して一人前」)
にされたくない人は、
「罷免」の投票をしなければならないはずだが、
現実は、国民審査の前に詳しい情報が公開されていないことと、
マスコミ自体がすでにイエローに染まっていて、
継続的な本質企画を行わないから、どもならん。

だいいち、朝日も毎日も、
高校野球の代表数で既に不公平放置だし、
読売は巨人偏向の不公正だし、
てなことで、
どこか「一票の格差を二倍未満にしたら当選者数はこうなる」という試みを、
選挙のたびに同時掲載することくらい考えないかねー。
ないしは、
最高裁の15人のうち、格差合憲判断者は給料とも五人で一人にすべし。

とまぁ、こういうふーに、パロりのスタンダードこそが、
メジャーにならなければ「粋」は復権しない。