「黄色潜水艦」遊びジャーナル(仮元祖1)

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「学力」アップのためにはむしろケータイの有効活用が必要

はじめに言っておけば、

ケータイ依存によって「学力」が下がっている、のではなく、


「学力」が低い、てか勉強嫌いの生徒が多くケータイ依存に陥る、のでR。。


とともに、

ケータイ普及によって生きたコミュニケーション力や、


社会的頭脳が低下したのではなく、


そうなりつつあり、進行加速するとともにケータイが普及したのでR。。


したがって、学校への持込禁止によって、

「学力」が上がるか否か、については、

もともと、学習モチベーションをあげ、

それに沿った「学力」をつける授業や指導をしていなければ上がらない。

そのために、教員サイドが相当の「努力と学習」をしている必要がある。


とともに、

子供がケータイのナニに依存しているのか、

つまらぬメール交換やバケット通信内容であるならば、

それこそ「三者・個人面談」やHR等で、まず考えさせること、

これらが出発点にほかならない。

道具やシステムに支配され依存する「症状」とは、


何も子供だけでなく、

近代の全ての場面にあって問題視されつづけているのであって、


知識偏重・教科書依存・気楽な安定地位依存、

「上意下達」の現場システム依存・・、

言うなれば「近代の人間疎外」にかかわる全方位「症状」であり、


ケータイを禁止し、一方で「予備校依存」を取り込むならば、

はっきり言って「予備校方式」とは、

あくまで入試問題クリアのための「経済効率学習法」だから、


根本的かつ抜本的「学力」とは無縁のもので、


この「ブローカー的サービス業理念」を「学力UP」だと錯覚してはならない。


さて、

では、予備校にあっては生徒=お客さんのケータイ持ち込みほか利用について、

どういう考えを持っているか、

講師との個別のやり取りについては、

客を持っていかれることの心配と、

若いないしロリコン講師とのプライベートな「過ち」防止のために規制し、

リスク管理の建前をとりつつ、一方では持ち込み自体は禁止しておらず、

むしろケータイグッズのプレゼントや、

メールマガジンサービス、

あくまで管理下での、無報酬質問対応まで取り入れつつ、の、

いわば肯定的位置づけでR。

実際に、私自身が経験してきたことからは、

「学力UP」の生徒はむしろケータイ使用をコントロールできており、


適宜の質問や添削指導で成果をあげてきている。

成績低迷している生徒は、

もともと惰性で予備校通いをしているケースがほとんどで、

そこにケータイがあればそれに依存、

なければ他の依存対象になるタイプであり、

学校で禁止されれば下校後により依存の可能性、

・・となると、要するに、

授業でこそむしろケータイを有効利用することが可能だから、

ヒトが作り出した科学技術やシステムにヒトが隷属しないこと、

それを自覚させるほうが賢明であり、それこそが「近代教育」と言え、

でなければ「情報」ほか一切のPC授業も追放すべきことになる。

(この項、マタつづく予定)