｢靖国神社=戦没者追悼施設｣派は、知性なき、しかも堂々たる｢越権｣である

靖国神社は｢天皇家｣の神社である。
したがって、「国家的追悼施設｣としての意味は第二次大戦までである。
以後は｢国家的追悼施設｣ではありえない。
さらに、｢A級戦犯｣合祀後、天皇は親拝されていない。
すなわち、何はともあれ、天皇は｢A級戦犯｣を｢祭神｣としては認めておられない。

ついで、今般、今上天皇･皇后がサイパンを訪問されて、
敵味方の区別なく慰霊をされておられることを、
コイズミやイシハラやナカソネやらは、
自分に知性があると思うなら、考えるべきである。

したがって、
中国や韓国に言われる前に、
｢戦没者ないし戦争犠牲者｣は、敵味方なく、また宗教に関わりなく、
今現在も世界中で増え続けている、
この現実をきちんとふまえて発言･行動すべきであるは言うを待たない。

｢この国は首相の靖国神社公式参拝がないとボロボロ腐っていく｣!!???
って、言うじゃなーーい?
腐らせているのは、知性の欠けたあんたたち政治屋自身でしょーが!!

てなことで、
東大･一橋･慶應の｢知性｣ってこの程度?
とは私は一括はしないけれども、
問題は、それでも彼らがやっていられるというこの構造なのである。

(つづく)