「黄色潜水艦」遊びジャーナル(仮元祖1)

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サンマとアジとイワシの料理-「をかし」と「あはれ」の「食」觀・・

たしか、
紫式部が、これら「ショミンの食い物」を(特にイワシとか)、
女房として登った宮中でも好んで(こっそり?)食べていた、
とゆー「ウラ情報」を知って、
 
んーん?!・・と、
 
それまで、
どちらかってーと「をかし」の清少納言好みだったあちしは、
紫式部の「あはれ」への「親近感」を感じてしまった。。
 
 
落ちぶれ受領の家系でしかなかったちゅわんは、
道長の娘の彰子側にあって、
同じ側の華やかな和泉式部と、
「敵」側の有名家系の清少納言への、
あるいはそれぞれの「出世願望」を見つつ、
自らは、あくまで「文才」で対抗せむとしつつも、
それを促進した道長のスケベ心は拒絶・軽蔑しつつ、
 
・・つつ、
極めて複雑な心理的矛盾の中で、
もののあはれ人生劇たる「源氏物語」を創作し得た。。
 
 
もし単に、
宮中での栄達を望むならば、
「源氏」の内容は、違ったものであるべきであろー。。
 
つまり、
あくまでイワシ類をほおばりつつ?
その位置から宮中を観察しつつ
こそ、の批評眼であった、と。。
 
 
通説的には、したがって、
登場人物としては、「夕顔」を自らの思い入れ写しとして描いている、
ことになるわけだが(あちしも「夕顔」場面が好みどす)
・・・あれこれはまた、宣長の源氏論などとともに、として、
(ヤフ風呂以外での可能性)
 
 
ひとつ、
物語の中では高度な歌をしたためている、
にもかかわらず、
知られている本人の歌としては、以下の程度。。
 
巡り逢ひて 見しやそれとも分かぬ間に 雲隠れにし 夜半の月影
 
うーーむ・・
まさに、控えめな「夕顔」的ダーク色でんなー。。
 
 
て、ことで、
口蹄疫騒ぎの真っ只中、
ニッポン近海「末端魚貝類」の見直しかも、
と、ふと紫式部と連動したのであった。。
が、
ココではそれぞれの料理については省く。
 
 
また後日続く予定。。