「黄色潜水艦」遊びジャーナル(仮元祖1)

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一年半付き合ったのに一枚の「写真」もない彼女の話-「写真」的青春時代<3>

付き合うまえに「舞台写真」は撮ってイル。
が、
フィルムごと「高校新聞部」に置いてきた。
バレエ部の文化祭演技のものである。
 
そんころは、
「別に・・」なので、
ふーん・・で、チョウミニバレエ衣装の動作にも関わらず、
あくまで「報道記事資料」として撮っていた。
 
・・・で(経過省略)、
こーこーそつぎょー後の夏休みから付き合い始め、
としても、「別に・・」デートのたびにカメラを持ってかないから、
「別に・・」気にもしてなかったのだが、
 
 
秋の真っ盛り、
あちしは大学祭前後休みなので、
京都嵐山へ遊びにゆこーと誘って、
カメラを携えて行った。
 
 
もんのすごぃ紅葉のもと、
二人でガキよろしくきゃーきゃーと、
しかし!
あの紅葉に包まれた中、
茶店でダンゴ・・も幻想空間・・
 
よし、ここぞシャッターチャンス!
と、
幻想的紅葉空間で彼女を撮ろう、
と、
カメラを向けると逃げ回る・・!?
 
なんでなんでな・ん・で???
どーしてどーしてど・お・し・て???

 
・・・答えは? 次の中から選びなさい。。
1.写真映りが悪いから
2.写真は魂の気を吸い取ると聞いたから
3.1人でカメラで写されるのが恥ずかしいから
4.過去に「覗かれトラウマ経験」があるから
5.いやらしく撮られて不特定に配られた経験から
6.ツーショットがイイのに・・三脚忘れの罰
7.その他
 
・・・その答えを聞いて、・・???
と、隙を狙って何度もカメラを向けたが、
実に条件反射的に顔を隠す後ろ向く逃げるなので、
・・今の時代ならピントや絞りなど自動だが、
こんころはピントはむろん日差し具合によって絞りに手間、
てなこって、ま、無理にとは言わず、
 
で、
あとはお手手つないで楽しく観光なんだったのだが、
 
・・・あちしにとっては未だにザンネン、
 
とはいえ考えてみれば、
やはり「心の記憶映像・動画」こそが「美しい」と、
たしかに、
その他にも、なぜかタイミングで、
あちしと二人時空でのフォトのない彼女たち・・
同時に、ある彼女たち・・
 
どちらがどーなのかの「真」については、
ひょとしたら「時空間記憶」の万華鏡、
 
時は止めるべきでも止るものでもなく、
流れるものではむろんなく、
そこに常にあるべき「非写真」だろうと、

 
すれば、
「写真」とは「遺影」としての「思い出」の域となる。。
 
 
から、
遠距離だった彼女の「一人撮影拒否」のココロは、
無意識の「示唆」を持っていたコトになる。。